前向き駐車

こんばんは。吉田照美文化放送いじりがいまだに健在なのを確認できて嬉しいとうふです。

やる気マンマンではハロプロフォトカードのことまで触れていただいて本当にありがたいことでございます。
さて、ずいぶん長い間棚上げになっていたモーニング娘。×つんく♂2の感想でも書きますか。辻さんが腕相撲で負けた話とか、亀井さんのガリ勉のバカ発言とか面白発言も随所にちりばめられていて丁寧に読み込むといつまでも終わらない感じなんですが、全体の印象としてはモーニング娘。高校野球になったんだなというところです。
現在のモーニング娘。という存在は、あれほどソロではないモーニング娘。になりたいんだと公言していた新垣さんをして卒業後のビジョンを抱かせるほどに、その先の世界へ進んでいくための研鑽の場所といった感覚がメンバー内に浸透しているようです。その感覚はまさに高校野球の世界観。となれば卒業後の活動はさしづめプロ入りといったところでしょうか。団体の看板を支えあうのではなく自分の名前で期待も責任も背負って仕事を獲得していくという点で。
モーニング娘。の活動に対して、ファンの側から頑張る姿勢であったりひたむきさといった精神性が比較的求められるのもそのあたりに根っこがあるような気がします。頑張る姿そのものがエンターテインメント。完成型も大事だけれど、なにより努力し成長していく過程のダイナミズムとその時間を共有しているという共感こそが大切という姿勢。
そういう意味では、外から見たら理不尽とも思える男女交際禁止といった校則を犯してしまった矢口さんが辞めるという選択は共感は出来ないけれど理解は出来るとも思います。未成年のメンバーへの影響なんてくだりはまさに教育機関としての娘。の存在を端的に表しているしね。
先輩がどうして学校を辞めるにいたったか、その辺の事情はファンの側、ひょっとしたら娘。メンバーでさえも知り得ないところかもしれません。ホンネではやめたかったのかもしれないし、自分ではどうしようもない流れに流されてしまったのかもしれません。
残された者に出来るのは、恐らくは思い半ばでやめていった矢口さんの今後のなだらかとはいえない路途の無事を祈ること、そして、歩きつかれた道の途中でふと振り返ったとき一人じゃないことを知らせるために灯りを絶やさず輝かせ続けることだと思います。
いまこそ「頑張る」プロの娘。さん達の頑張り時。期待してますよ。勿論「楽しむ」エキスパートのファンのほうもその姿をしっかり楽しむ所存でございます。