パパ、ダースベイダーだよ。

こんばんは。先日、「面白い話をしてよ」とのリクエストを振られてあえなく撃沈したとうふです。

彼女は、そんなわたしに鉄槌のような「つまらない」「何それ?」「キモい」「死ね」などの罵りの言葉を吐いてゆかれました。
ちょっとしたアイデンティティクライシスの危機に瀕して、何が面白いのかさえよくわからなくなってしまいました。そこで、リハビリも兼ねて最近身の回りで起こったことをとにかく書き付けてみたいと思います。普段なら書かないようなこともひょっとしたらわたしが面白いと思わないだけかもしれないし、これはちょっと自信が在るなんてネタが一番危ないのかもしれません。とにかく書きます。ご高覧あれ。

・いきなり個人的な感覚の話。最近わたしは音楽を視覚的に捉えようと意識して聴いています。音の一つ一つが形を持って「見える」ように聴いているのです。ヒントは去年のサイトウキネンで、音楽のエネルギーが二階席までブンッと伝わってきた経験から得ました。これをすることで音に対する自分の中の情報処理がスムーズになり、より感覚的に音楽を捉えられるのではないかと考えてやっています。最近ことあるごとにマーラーを聴いているのも音楽のテキストが複雑で、なおかつ曲中にいろいろ試すことができる長さという点を買ってのことなんです。これがつきつめられれば一部の音楽家さんのように和音を色彩で認識できるようになることも可能かもしれません。美勇伝のライブ後に「石川さんはピンクだったよ〜。ピンク、ピンク」とうわごとのようにつぶやけるまで、頑張ってみます。

・昨日の夜中12時30分ごろインターホンが鳴ったので玄関に出てみると、そこには誰もいませんでした。アパート型の宿舎の二階に住んでいるのでピンポンダッシュの可能性も薄い。どうも、お盆ということでウチのじいちゃんが帰ってきたものだと考えられます。じいちゃん、帰るんなら実家だよ実家。盆に帰省しないような不孝行の孫のところに来てもいいことないぜ。

ガッタスが苦境に立たされているようです。今日、土曜日の試合でかなり盛り返したようですが以前厳しい状況なことに変わりはありません。ガッタスのいいところとして、メンバー、ファン双方から「勝ち負けがはっきりしているのがいい」という声を聞きました。確かにそのとおりで「勝ち」がはっきりしてるところがスポーツのいいところでもあるんですけど、同時に「負け」も厳しく突きつけられるのもまたスポーツなんですね。だから、劣勢にたったときこそ応援することがガッタスを応援する真の姿勢ではないかなあとも思います。じゃないと、「勝ち負け」が見たいんじゃなく「勝ち馬」に乗りたいだけとのそしりは免れないかもしれません。

・最近DVDラックを整理しなおしたら未開封の「マトリックス」と「ダンサーインザダーク」が出てきました。買った覚えすらないこの二枚。かつて、大学生だった頃劇場で見てショックを受けた映画たちなのでいつかの機会にアマゾンあたりで購入したんだと思いますが……。せっかくなので先ほどマトリックスを見ました。これからダンサーインザダークに取り掛かろうと思います。もし、この映画みていない方がいましたら、是非、見ることをオススメします。見終わった後、爽快な気分になれるタイプの映画ではないですが、きっと何らかの感動は得られると思います。わたしが劇場で見たときは、前の席の営業サボり中であろうサラリーマン氏がえぐえぐ泣いていました。授業をサボって見ていたわたしもぐっと来ました。こんな人たちよりは人生に真摯に向き合っているあなたなら、感動はひとしおなはすです。

紺野あさ美さんの写真集「なつふく」を買いました。紺野さんが全ページでかわいいという驚愕の出来ですが、個人的には京都哲学の道が非常に懐かしかったです。まあ、それはさておき紺野さんはほんとうにかわいいですね。いや、写真写りというか止め絵になったときの極まりぐあいが高いレベルなんですね。雰囲気が18歳には見えないことは、いいんだか悪いんだかよくわかりません。

・そんな折も折り。亀井さんの写真集が発売決定。しかもグアムで撮影だそうで、いったいどこから来る強気なんでしょうか、これは。「おう、亀公」「なんだい、ガキさん」「おめえ、今度また写真集出すッてえじゃねえか」「うん。あたいもびっくりしたよ」「そうだろうよ。そこでおめえにちょっと土産を頼みてえんだ」「くれるのかい?」「バカヤロウ。なんでこっちがやるんだよ。グアムに行ってくるんだろ、おめえが買ってくンだよ」「わかった。じゃあ、ケチくさいこたぁいわねえ。十冊くれえどーんと買ってきてやらア」「おい、おめえまさか土産、写真集なんて言い出すんじゃねえだろな」「そのまさか」「なんでグアムまで行くのにそんなもの買ってきてもらわなくちゃなんねえんだよ、土産ってのはな、そこにしかねえものを買うから価値があるんだ」「わかったじゃあガキさんの写真集にするよ」「それもわざわざグアムで買うようなもんじゃねえよ」「大丈夫、トランクの底にきっちり隠してくるから」「私の写真集はエロ本じゃない」…てな、亀公噺を延々アタマのなかで考えていると時間が無為に潰れます。お試しあれ。

・先日、仕事で地図を見ながら知らない街の工場や会社を訪ねるということをしていたんですが、二人一組で私が地図担当になったんですね。ところが、走行中の車中で地図を広げるともう気持ち悪くて気持ち悪くて。ホント役に立てなくて申しわけなかったっス!

・先日、安部ちなつさんのDVDを買いました。この手の方々が大抵そうなんですがパッケージ→インタビュー→前戯→本番→イッた時とどんどんモトネタから乖離していく、似なくなっていくのは何故なんでしょう。まあ、エクスタシーの瞬間にこそその人間の本質が垣間見れるんだ、と吉行淳之介さんみたいなことを言ってお茶を濁します。あと、安部さんは芝居が下手すぎでした。

…水と話題は低きに流れることを証明したかのような展開。このまま続けるとあとは下ネタしか出てこなくなるので、この辺でおいとまします。さようなら。