創刊20周年。あ、そんなもんなんだ、意外。

去る二月四日、とうふ氏はモーニング娘。座間公演の一般発売日に自宅近くのローソンまで出向いてチケットセンターに電話を掛けまくっていた。その様子をインタビューした。

―最近は、松浦亜弥の『砂を噛むように…NAMIDA』がお気に入りだそうですが。
このところのヘビーローテーションだ。わたしの近所のTSUTAYAは後藤さんの『今にきっと…In My LIFE』も早くレンタルに置いてほしい。
―どんなところが気に入っているのか。
松浦さんの技量を受け止める器があるところだ。この曲は乗せようと思えばいくらでも気持ちを乗せて歌える。具体的には、ダイナミクスの増減をどう掛けるか? ヴィブラートは? リズム崩しをするしない? どの点をとってもやるならとことんまでやれるし控えるならそれこそぎりぎりまで切り詰めてシンプルにできる。
―CDよりはむしろ実演のほうがよい可能性も?
それは松浦さんの歌全般に言えることだが、確かにそのとおりだ。
―実演を見る機会はあるのか?
五月四日の中野のチケットを押さえてある。これは松浦さんのコンサートに行ったことのない人に声を大にして言いたいことだが、彼女はいっぺんでいいから実演を見てほしい。彼女の真価はコンサートにある。
―そのコンサートだが、青封筒が届いて今後の日程なども決定した。そして今日は座間公演の発売日だったのだが、結果はどうだったのか?
答えたくないね(笑)
―ダメだったということか?
まあ、そうゆうことだ。チケットセンターに繋がって売切れですといわれたんだ。むしろすがすがしいよ。
―それでは今回のレインボーセブンツアーはさいたまを当てるしかない?
いや、一応富山の昼公演は確保している。
―他に行く予定のコンサートはあるのか?
二月十八日の日本青年館に行く予定だ。
―後藤さんが倒れてしまいキャンセルだが?
かなり心配だが、こうゆう時こそ頑張る人たちだし、期待もしている。特に柴田さんには。
―FC会報の新年の誓いでは『笑って』を挙げていただけに、少しせつない?
そうだ、そこにやけに達者なイラストをつけていたのを思い出したよ。そうそう、今回のFC会報はおもしろどころ満載でなかなか素敵なんだ。
―例えば?
高橋さんと辻さんがわるかったことに「背が伸びなかった」ことを挙げている。さすがにお二人の年齢でこれから伸びるのはタイヘンなのではないか。下手をするとこれからずっとこの手のアンケートで背が伸びない背が伸びないといい続けるハメになるかも。そして、その次のページ。
―18の質問ですね?
ここは三者三様の感じがとてもいいね。三人を比較してみるとそれぞれのキャラが見えてきて面白い。
―どのようなところに?
自分に点数をつける質問なんか、端的にあらわれてるね。「100点つけちゃダメですか?」なんて遠慮がちな新垣さん、70点なのに「以外と高い」とほかに比べて評価がかなり辛い加護さん、そして能天気に100点満点の亀井さんといい感じな対比。
―もう少し詳しく。
新垣さんは、色使いが多い見た目にもわかるとおり見る人に楽しんでもらおうとする姿勢がありあり伝わってくる。それが押し付けがましく感じないのは「ダメですか?」なんて聞いちゃう謙虚さに裏打ちされてるからなんだろう。加護さんはいかに「自分」でいられるかというある意味年齢相応なテーマを掲げてるように見受けられるね。亀井さんはおとぼけ核弾頭の面目躍如というかへらへら感がホントに期待通り。それぞれが見た夢なんかも深読みすればけっこう興味深い。
―お気に入りの回答は?
亀井「平成18年に18歳かぁー。とくした気分っっ」かな。そんなこといったら毎年毎年とくした気分だぞ(笑)
―ほかには?
あと、亀井さんはハンバーグを作れるようになることにやたらとこだわっている。それほど道重めりめりチーズハンバーグが嫌だったのかと想像するのも楽しい。
―亀井さんが特にお気に入りのようですが?
犬の絵も期待通りの感じだしね。この18の質問は面白いいい企画だと思う。
―このインタビューもこれでちょうど十八個目の質問、最後に何かメッセージは?
だれかこのチケットいりませんか? 最後はわたしからの質問で終わってしまったよ(笑)