中島みゆきは好きですか?

我輩は、サーカスのタマになって生計を立てているネコである。
松浦の『砂を噛むように…NAMIDA』PV撮影の合間の暇な時間に彼女の脳内から生み出された生き物なのじゃ。
生まれたときから理不尽にも何百億の借金を背負わされて、やっと返済のめどが立ってきた……何? このキャラ設定がよくわからんと?
ならば『砂を噛むように…NAMIDA』のシングルVを買ってメイキングを見ておくれ。何しろ最近はCDが売れなくてライブで生計を……おっと、二百二歳にもなるとどうも愚痴っぽくなっていかんな。
世の中、気がめいることばかりじゃが、なに、我輩に言わせればそんな涙の谷こそ人生なのじゃ。多額の借金を抱えたわが身でも、こうしてへこたれず生きておる。
それに案外、世の中面白いこともたんとあるもんじゃぞ。最近では、娘DOKYU!の亀井のTシャツじゃ。こんどのダンスレッスン編では−6%のヤツを着とった。あやつは一年前にはなっちのツアーTシャツを着てみたり、やたらとノベルティばっかりなのはどうゆうことなのじゃろうな。たまに自前のものを着てるかと思えば首回りがダルダルになってたり。おもしろいやつだのう。
あと、フレッツラジオの後藤殿。まあ、こやつも腹いたで倒れてみたり、萬田久子に押し倒されてみたりと倒れてばかりじゃが、ラジオではまだまだ元気そうじゃったぞ。そのラジオのコーナーで「いろんな意味ですごいと思うハロプロメンバー」のお題で萩原舞嗣永桃子村田めぐみの名前を挙げておった。さすがのハロプロ好きっぷりというか、滋味に溢れた選考じゃのう。殊に嗣永にいたっては「あの娘は(アイドルというものを)わかってる」との簡潔にして的確な評をしておった。選評なのに候補作に全く触れなかった石原慎太郎に爪の垢をせんじて飲ませたいもんだわ。そういえば、嗣永はハロプロタウンだかノートだかでやっぱり「お前はわかってる」というようなことを誰かに言われていた気がするが……どうもわすれっぽくなっていかんな。
なんじゃ、まだ浮かぬ顔をしておるのか。まあ、しかたがない。そんなときもあろうて。そういうときには『二隻の舟』を聴いて寝るのが我輩の流儀じゃがな。「絆」というものを信じられなくなりそうなとき、この歌は利くのじゃよ。伊達に長く生きとるとこうゆう処方箋もいろいろ知っておるんじゃ。では、さらばじゃ。サーカスの幕がもうすぐ開く。