れいなの「れ」の字は練習の「れ」じゃないか?

こんばんは。Gyaoで始まる新番組「ハロプロアワー」に期待が膨らむとうふです。
しかし、記念すべき、そして視聴者をがっちりつかまなければいけない重要な第一回にMC安倍さん、高橋さんに村上さんといういったい何をやってどうなるのかさっぱりわからない組み合わせをもってくるところに、かえってぐっとくるものを感じます。
さて、先日18日にハロプロオンステージ@日本青年館に行ってきました。以下感想。
・アタマから里田さんがどエロ衣装でご登場。観客のキモを潰します。前のほうで見てると目が痛くなりそう。
・ストーリーはすごく大雑把に言うと「新人歌手が魔法のトランプ(だと信じている)の力でビックになっていく、けれどそれは実は自分の努力の結晶に他ならなかった」て感じ。
・ということは、当然安倍さん、柴田さん、斉藤さんは登場時には新人の設定なわけなんですがこれがまた三者三様。
・柴田さんは、あんだけ芸歴があるのにあんだけ垢抜けない感じを出せるのはスゴいです。後藤さんだったらこうはいかなかったというポイントですね。
・安倍さんはさすがに立ち振る舞いがこなれすぎてて(ついでに言えば年齢的にも)新人を名乗るには多少無理がある感じ。逆に斉藤さんのすっとんだキャラクターのほうがヘタしたらいるかもな面で新人的ではありました。
・楽屋裏で事務所も違う新人たちに「あんたたちは何がやりたいの? 夢は?」と問いただす里田ねえさんは熱い。take2の深沢さんに「あなたお笑いのために努力とかしてるの?」と問い詰めた後の奥さん田中美佐子さんみたい。
・柴田さんと安倍さんがお互いの活躍に発奮してレッスンするパートでは、人の活躍にきーっっ!てなる安倍さんの演技がさいこう。柴田さんは娘DOKYU!のダンスレッスン編みたい。
・今回のオチ担当斉藤さんは話によると公演が進むごとにアレやソレが過剰になっているらしいです。DVD収録の最終公演がとても楽しみですね。
・劇中頻発される「憧れの」日本青年館。そうそう、ハロプロに優しいホールはいくら褒めても褒めすぎなことはないからね。会場のみんなもくすくす笑わないように。
・最後は柴田→安倍の流れでそれぞれのソロコンサート。
・柴田さんはよく頑張っていたと思います。途中二回ほど声を鳴らしきれなくて音が並ばなかった部分もあるけれど。
・安倍さんは貫禄のステージング。特にラストの『空 LIFE GOES ON』は圧巻。場を支配する力量がホントに桁違いという印象でした。
・その直後に出てくるなか。たつやさんの場違い感もこれまたすごかった。あれはもうちょっと回数を踏めばまことに匹敵するウザさを身に付けられそう。
・カーテンコールの後説で横一列並びでフリートークする様はあたかも合同ネタ見せライブの終わりみたいでした。タイタンライブでいえば田中さんの位置に安倍さん。ダンディはどっちにいてもあの立ち位置な感じでした。

総じて、今回一番得をしたのは柴田さんなんじゃないかと思います。単純に出番だけでもほかの人と比較にならない分量ですしね。上でも触れたようにライブパートでは必ずしもベストとはいえない点もあったんですけど、それはやっぱり普段では見えない弱点が浮き彫りになったことに他ならないんじゃないかと思います。準備期間が十分に取れなかったとか必ずしも持ち曲で勝負できたわけでないとか割引要因もたくさんあるんですけど、それでもなお会場の支配力の点で安倍さんに学ぶところはきっとあるんじゃないかと思います。でも、そんな宿題を持ち帰られるだけでも意義のある舞台だったんじゃないかと思うわけですよ。
あ、あとみうなはいつもどおりクネクネしてました。