かおちっちゃいからじゃない

さて、昨日は新曲発売日ということでモーニングの皆さんは東名阪に分かれてラジオやらテレビやらにご出演です。
とりあえず、今日の時点までで聴いたところでは、


名古屋班(新垣、道重、田中)
DJのセクハラ気味トークに苦労しながらも、結構前へ前へ回せていけたのが吉。
道重さんが入るとトークの軸がとおって安定するね。パーティのキャプテンガキさんも道重さんや田中さんが調子良く飛ばしてるときは一歩下がって見てる感じが印象的。


東京組(スペイン坂と有楽町)
マンガトークは亀井さんが花ゆめ派ということが判明して個人的に嬉しかったのですが、ここで気になるのは高橋さんの手塚さん発言。
リボンの騎士がらみで手塚作品を読んでいるとのこと。えー。何読んでるんだろ。無難なところではアトムとかなんだろうけど、何しろ「ITと呼ばれた子」を愛読書に挙げた高橋さんだからなあ。マンガの神の暗黒面に引かれてる可能性は大かも。
DVつながり(ヤなつながり……)でいえば「奇子」あたりか。大戦前後の日本の田舎の陰惨な一面が炙り出された、手塚作品でもかなりのダークフォースを持っている一作。
あと、高橋さんは神話とかそうゆう話が好きだと聞いたこともあるので、「火の鳥」なんかもいいかも。宇宙の生命を掌る火の鳥をめぐる時代を超えるエピソードでつづられた一大サーガ。言わずと知れた巨星の代表作でもあります。エピソードによってはかなりのダークフォースを放っていておすすめ。(未来編あたり)
歴史好きを自認しているので大河ものも読んでほしいですね。力作「ブッダ」とかもいいんですが、さすがに時代をさかのぼりすぎてる嫌いもあるので、近現代から「アドルフに告ぐ」を。
他にも音楽もので病床のベッドに半身を起し本当に最期の最後まで書き続けた未完作「ルードヴィッヒ・B」やバーンスタインの実話を元に描いた「雨のコンダクター」など。
あと「ばるぼら」や「ネオ・ファウスト」なんかも暗黒面がかなりぐいぐい来てます。
手塚さんといえばヒューマニズムという見方は全くそのとおりだと思いますし、否定しません。が、やはり手塚さんの最大の評価ポイントは物語作家としての尋常でない力量であり、マンガに傾けた情熱の温度の高さだと思うんですよ……あれ? 何の話だっけ?


ま、それにしてもANNでの高橋さんは面白かったですね。まっつーにバッサリ指摘されたとおりほんとうにからみづらい。彼女の発言には文脈という言葉がないかのよう。寝てるのかと思うのも無理はないよなあ。
まっつーの話を否定するというモーニングさんのおもしろの方向自体は正解だと思うんですが、高橋さんの間や話題のチョイスが到底狙ってやっているように思えない*1ところがすごいところだと思います。普通、あのタイミングで同い年っていう話を持ってこないよね。
ほんとに次回高橋さんをピンで呼んだらどうなるかしら? 


なぜか辻ちゃんが加わっている大阪班は安定感満載。というか、関西のラジオに出れるのはかなりのアドバンテージだね。ゲストにやさしい。

青空シャワー。
実は見ている時間が無くて映像そのものは見てません。うわさに聞くところによると六期三人だけのドラマということで、50(ゴー)の「50分で稽古から本番までドラマを演る」企画に近いらしいです。
ここまで当然のように書いてきて果してどれほどの人がこの50を知っているのか疑問に感じ始めましたが、ま、いいでしょう。
とりあえずはこれに絡んでの六期三人へのアンケート、青空の下で聴きたい曲でお茶を濁す
5曲挙げてるうちの3曲が被っているさゆえりがガチとか全員がゴーガールを挙げていて意外と人気があってびっくりとか。
一位に挙げられている曲がそれぞれ、アルバム収録曲、ベスト盤収録ボーナストラック、シングルカップリングといわゆるA面曲が無いことが、最近のモーニングのシングル低調を反映して云々とかの小難しい話はわたしがするべきタイプの話題ではないでしょう。
とりあえず『YAH!愛したい』とか『NATURE IS GOOD!』を挙げる田中さんに非常にシンパシーを感じます。共感してくれる人があまりいないけど『NATURE IS GOOD!』はいい曲だよね。


最近時間が無いのは、わたしが所属しているバンドの練習が結構入っているのが原因でして、あ、バンドといっても「ともいき・木を植えたい」の楓ちゃんがやってることでおなじみ吹奏楽団なんですけどね。それゆえに楓ちゃんがヴィブラートの練習のためにマウスピースを家に持ち帰ったとか、「GODSPEED」(スティーブン・メリロ!)をやっていて難しいだとかの話にびんびん来ます。マッピだけの練習は正直あんまりおすすめしないよ、とかの忠告をえらそうに言いたくなっちゃったりも……
さて、そんなえらそうなことをリアルに言わなきゃいけない場面が近々巡ってきます。そのバンドの活動の一環で今度小学生相手に演奏指導をするという「お仕事」があるんです。
いやもう、何が心配って小学生となに話していいんだか予測すらつかないことです。うーん。道重さんよろしくラブベリの話でもしようかしら。きらレボの話ならかなりのところまでできる自信はあるけれど、27歳男子のわたしが本気だしてそんな話したら、まあ、評価は「キモい」が妥当なところでしょうね。

*1:じゃあ、狙ってない完全天然なのかといえばさすがにそんなことはないってのがわたしの考えなんですが……。例えば、今回の場合まっつーの邪魔をするのが面白いっていうことはわかってて自分もそれをやろうとするんだけど、邪魔するならするでおもしろの「型」いわゆるお約束ってものに高橋さんが乗らないのが、この違和感の主原因だと思います。乗らないことが意識的なのか無意識なのかそもそもそんな「型」の存在を知らないかはよくわからないけど。