06.08.06-06.08.12

今週のハロプロ

今週はなんと言っても、今日12日に行ってきたミュージカル「リボンの騎士」です。感想は後ほど書きます、そしてネタバレしまくりですので見たくない方はよろしく。

ハロモニ。
レイザーラモンさんご登場。ありがたいことです。そしてご結婚おめでとうございます。あなたが来たおかげで石川さんがハードゲイなんて言葉を口にしたりとか、れいなちゃんが「腰振らないと」なんてのたまったりとか、その発言を聞いて「エリカちゃん!」なんて先入観いっぱいのツッコミを石川さんがしたりとかのイイ場面が見れました。ありがとうございます。
あんなワンコーナーに出演するため衣装を新調するところに彼のまじめさが窺えます。末永くおしあわせに。

・ミュージックコンボイ
このメロンさんの生放送ラジオは基本的にみんなふざけすぎ&自由すぎ。家の中で裸で過ごす、通称「裸族」の話でげらげら盛り上がるのはどうしたもんでしょうか。ふざけるときは、大抵柴田さんが調子に乗ってそれに「乗っとこう」と判断した村田さんが追随し大谷さんのテンションが変なトコロに入って進行の斉藤さんが困り果てるというのが、まあいつものパターンです。
あと、村田さんいわく灼熱天国にはデトックス効果があるらしいです。メロンのスタンドライブは毒抜かれるのか?

・FUNふぃーるど
今週のゲストは飯田さん。先週の矢口さんのガツガツした感じとは打って変わってゆったり時間が流れています。飯田さんの交信具合は村田さんのとぼけたトークと非常に相性がいいですね。そして、飯田さんも8日で25歳。おめでとうございます。子供5人ほしいそうなので、がんばってください。
あと、村田さんが仙台にいたころ八木山ベニーランドでバイトしてたって話が衝撃的でした。わたしが仙台で学生やってたすぐそばじゃないか。

ごきげんよう
先週からの続きで里田のアネキが出演。月曜日のキム兄今井雅之さんとの並びは画的にゴツすぎます。トークはきっちり面白い。というかアネキの引き出しはいっぱいですね。

娘DOKYU!
あのシュールなコントは稲葉さんがインストラクターのダンス編がおもしろかった。今回のおもしろおいしいのは後藤さんのお姉さん役の芸人さんだったんだけど、キャラ方向性がかぶり気味の村田さんは終始やりにくそう。
ミュージカル練習風景編はこんなときのお楽しみ、変なTシャツの人があんまりいなかったのが残念。亀井さんの歌のバックに映りこんでるトロンボーンの方がノリノリだったのが印象的。

ドキみきナイト
ミキティの下積み時代の苦労話。つらいことがあっても涙はマネージャーさんくらいにしか見せた事がないというストイックなお話。自分に厳しく、ついでに人にも厳しいお姿にはしびれます。小春ちゃんは、まあ、あんな感じなので少々の当たりの強さは問題にならなかったと思いますが、8期にはもう少しやさしめでお願いします。

・松浦ANN
知り合いのミュージシャンの子供が会うたびに「おっぱいおっぱい」いいながらまっつーの胸をもむ話。シチュエーションがシャイニング娘。でおなじみあーやと何も変わりません。先週の「ティッシュ」発言といい、二十歳過ぎてからの彼女のラジオは完全にリミッターが外れています。今や矢口さん以上の釣果を上げるハロプロ一の太公望。にせ女の子川柳のコーナージングルである七人の侍の「侍のテーマ」にまで文句をつけます。天下の早坂文雄を向こうに回して怖いものは何もないくらいのイキオイ。
あと、そんなにゴタゴタが好きなら、今週の爆笑問題カーボーイスペシャルウィーク特集「ドロドロ劇」を聞くといいと思います。

・ちゃんちゃかチャーミー
ミュージカルの疲れもピークなのか冒頭から明らかにテンションがおかしいちゃんちゃかさん。ミュージカルの楽屋では甚平を着ているなどの聞いてもいない暴露話をぽんぽん披露し始めます。ヘケート様に変なクスリでも飲まされたんじゃないかと思うくらい。
レビューのいすパフォーマンスでは練習中に足をつったことがあるらしい。苦労してます。今日実物を見たときは申し訳ないことにおもしろ感満載でした。

・ハッピーナイト
みうなのおでこが湯浅弁護士みたいだとミキティに言われた話から始まるハッピーナイト。さすがに今一番の旬なグループは掴みから違いを見せつけます。里田のアネキが友達との約束をドタキャンしてメンバーと焼肉を食いにいっただとか、出てくるエピソードが既にいちいちおもしろい。
ツンデレキャラになりそうなのは誰、なんてハガキを採用するスタッフもだいぶ(いい意味で)頭がおかしい感じです。
鉄板のおもしろコーナー「あてはめカントリー」では、あさみがみうなのハガキ読みに不満をぶちまけまくりで、いよいよみうな包囲網が完成の予感です。

ハロプロやねん
そんなカントリーさんはこっちでもイキオイが止まりません。みうなはここでもいじられまくり。みうなの可愛さは計算のにおいがする、彼女にすると振り回されて睡眠時間を失う、国語の授業をきちんと受けていない(=話すことが意味不明)なんて言われてみうなさんご本人はいやだいやだ言ってはいますが、ラジオからでもニヤニヤしながら言っているのが伝わるので、まあ、楽しそうでなにより。今週のハローちゃんもみうなを引いて完全なみうな祭りでした。
そのほかに驚きの情報が二つ。ひとつは誰もが忘れかけていたハロプロ関西オーディションの合格者が発表に。わたしもたまたま見返したエリック亀造のコーナーで告知してたのでかろうじて覚えていた忘れられっぷり。しかもまた、彼女たちの直近のイベントは℃-uteの前座だそうで、ハロプロヒエラルキーの目も眩むような高さが感じられます。くじけずに上をめざしてほしいところです。
そしてもう一つは、あさみさんの体脂肪率が4%だという情報。マジで!! すげー! 女の子でこの数値は脅威。全盛期のM.ジョーダン並みなんですけど…。

リボンの騎士 ザ・ミュージカル
まずはお断り。わたしはハロプロのこれまでのミュージカルというものを(DVDなんかでも)見たことがありません。なので他のそれとの比較では何も言えないです。
全体的な感想としては、非常にきっちりと楽しめたというところです。木村さんの脚本は多少説明過多ではあったかもしれないですが、そのぶん非常に丁寧にお話を追っていけました。
役者の皆さんもきちんと「らしさ」が伝わってきました。木村さんの一人一人のキャラクターに合わせたというお言葉は伊達じゃなかった。高橋さんは男と女のはざまで揺れる、でも芯は一本とおった勁さを感じたし、ミキティは登場するだに恐ろしさ全開、小川さんはおちゃらけているようでも実は物事を深く見ているところとか、小春ちゃんの能天気さ(もちょっといい言葉でいえば無垢さ)も、そしてそのほかの皆さんもそれぞれに持ち味を出せていたように思います。細かい感想は以下箇条書き。
生バンドの皆さんにおかれてましては本当にご苦労様です。裏MVPは結構な吹き詰めでしっかりハイノートも当てていたトランペット。
箙さんの歌唱力はすさまじいの一言。あれがタカラヅカのパワーなのか。
マルシアさんの泣き崩れる演技は迫真。あの泣き声は聞くだけで心が痛みます。
ヘケート様の恐ろしさたるやもうこっちが泣き出しそうなレベル。「その願い、かなえよう」は結構汎用性のあるイイ台詞ですね。きっと今後事あるごとに使います。
高橋さんの演技は細かい端々にタカラヅカ風味が利いていていい感じ。感情が先走ると噛みそうになるのは、わたしはむしろリアルだなという方向で受け止めました。
歌としての白眉は、ヘケート様が初登場したときの吉澤大臣との絡みのところ。ありゃすげえ。圧巻。
歌の面では、箙さんがSクラスとして、ミキティが特A、高橋さん、マルシアさん、ガキさんがAクラスって感じ。
ただ、高橋さんに関しては声の疲労は相当たまっている感じ。決定的な破綻はまだ大丈夫だけど、公演半分くらいの現時点で(しかもこれからもスケジュールはいっぱいいっぱいで)これは黄信号。まあ、吉澤さんもそうなんだけど、二幕でずっぱり歌いどおしな感じだし無理もない。でも、ここを乗り越えることが次のレベルにいけるステップだと信じています。大丈夫、高橋さんならできるさ。
そんな感じなのでレビューで『Ambitious』がショートヴァージョンでしかも高橋さんのパートばかり残ったりしてると、もういいから休んでって気になります。
今回、その力量に対して見せ場が少ないなあと感じたのは、ガキさん。これは勝手な憶測だけど、木村さんが脚本を書いた段階で個々のキャラと歌の参考にしたのはたぶん一年くらい前の資料、ツアーで言えば第六感あたりじゃないかと。ガキさんはその後の2ツアーの中で、ものすごい伸びを見せてるからなあ。こればっかりは木村さんも予想できなかった部分?
最後のレビューは美勇伝のいすプレイも結構衝撃だったけど、なっちさんが『ザ・ストレス』を歌いだしたのには、リアルに「えぇ!」と驚きの声をあげてしまった。観劇の余韻に浸るような感傷的なことは許されないようです。