日曜日に渋谷でカントリーさんとデートして来ました。

思えばハロプロ広しといえどもオリジナルメンバーが全くいなくなってしまっているユニットって、モーニングとカントリーの両娘。だけなんですね。
その事実は、つまりは脱退と加入による変遷の歴史に他ならないわけだけど、その紆余曲折っぷりと崖っぷち感ではカントリーってのはものすごいわけじゃないですか。
例えば、今回のコンサートが実現したことに冗談交じりに「草葉の陰でりんねも喜んでるよ」なんてことを言ったりもするんだけど、実際デビュー前とはいえ物故されたメンバーがいたということもあったりして……
彼女の思いを引き継いでりんねが一人で踏ん張ってきたあの頃があったからこそ、今このときがあるわけなんですよ。
個人的な思い出話。ヤンタンを毎週聞いてた頃、当時のレギュラーりんねさんはいわゆるダメっ子キャラとして(現在の柴田さん的ポジション?)いじられてて、さんまさんがあさみさんにこんなリーダーで大丈夫なん?と聞かれたわけですよ。そこであさみさんは「ずっとついていきます」という答えを返したんです。そりゃ、立場上や番組の流れ上そう答えざるを得なかったともいえるわけですけど、一人で頑張った時間の長かったりんねさんにとってはすっごく嬉しい言葉だったと思うんですよね。
りんねさんはハロプロ再編、いわゆるハロマゲドンの頃と時を前後してハロプロから離れます。その真意は謎のままに。
でも、その思いを引き継いであさみさんは、そしてカントリー娘。は頑張った。安倍さんや松浦さんのツアーのサポート役として着実なスキルと存在感を示したし、決して多くないメディア露出の機会ではこれでもかと自分達のキャラクタを売り込んだ(今に至るまで彼女達がキャラにこだわって「あてはめカントリー」なんてキャラ中心のコーナーなんかをやってるのもそんな事情と無関係とは思えない)。
里田さんのラジオ適性にみうなの滋味溢れるおもしろさ、認知されるのには時間も掛かったけれど、でも着実に足場を築き上げた先のこのコンサートだと思うわけです。

3日夜公演ではほとんど言葉にならないくらいぼろぼろに泣いているあさみさんを後ろからそっと支える里田さん、しっかり進行しようとするんだけど発する言葉は妙なみうなというまさに今のカントリーの縮図のような光景が。

勿論、ここがゴールじゃないわけです。内容についても初めての単独コンサート、細かい点ではいろいろありますが(それは明日以降書けるかな?)、とりあえずはおめでとう、そんな感じです。

努力はきっと花開く、その体現者であり当日も素のお客さんとして一番楽しんでいた柴田さんをはじめメロン記念日の皆さんとしっかり打ち上げてください。乾杯!