思えば、リボンの騎士は入念な下準備がなされていたんだなあと改めて実感します。
本当にひとりひとりのキャラクターにあわせて脚本を書いていただいたことがよくわかる。普段からハロプロに接しているわけではない木村さんをはじめとするスタッフの方におかれては、この企画に当たって相当熟考されたのであろうと想像できるわけです。
手間隙掛けられた作品が素晴らしいものだったことは、見た人ならもちろん残念ながら見られなかった方でもその評判から感じられるところではないでしょうか。
こうゆうのを個人的に「会議室で練られた企画」と呼んでいます。最近のものならベリーズが田舎の学校を訪れたハロモニ。のメイン企画なんかはこの部類でしょう。
では、その対称といえば、「つぼ八で練られた企画」が挙げられます。やはりハロモニ。でいうなら「発汗!CM。」がその典型。
収録おわりで天王洲界隈のつぼ八(笑笑でも養老の瀧でもなんでもいいんだけど)でジョッキ片手に交わされるのはきっとこんな会話です。
次の告知コーナーどうする?告知するヤツに珍奇な戦隊スーツを着せたらおもしろいんじゃん?(←午前1時ころ)頭にツノ付けようぜツノ。こうゆうの(と、紙ナプキンにばいきんまんよろしく先の丸い例のアレを書く)(←午前1時20分)マッチョマッチョ!マッチョと絡ませれば絶対面白いっすよ(←午前2時)
こんな感じで決定したあの企画。時間が深まるごとに障害物のろくでもないアイデアが滾々とわいてくる様が目に浮かびます。だってシラフじゃ「保田をめぐって夫婦喧嘩しているちゃぶ台」は障害物として思いつかないでしょ。あの平成のリアクションアイドルガキさんでさえどうしたものやらとまどってたくらいなんだから。
ま、所詮は「つぼ八企画」なのでゆるゆるかつぐだぐだが身上なのですが、困ったことにわたしは「会議室企画」のものと同等いやそれ以上にこうゆうくだらないものが大好きなんです。もう、OAされてから10回以上は見返しちゃってるんです。
さかのぼればハロモニ。は地球戦士とか四休さんとかバレリーナ戦隊とか一貫してこうゆう「つぼ八企画」を貫いてくれたんだなあと思います。ダテに何年も娘。をいじり倒してないぞってトコでしょうか。
個人的にはこうゆう時に、よーし、じゃ2号は亀井だな、と信頼してバカバカしい企画を振ってくれるスタッフに感謝です。亀井さん大好きなわたしにとってこうゆう起用は高橋ファンにとってのサファイア抜擢と同じくらい嬉しいことなのですよ。
しかも、相方に現在のところの相性No.1ガキさんを配してくれるとは、泣かせます。ガキさんは亀井さんにつっこまなきゃいけないし、スーさんもフォローしてるしで負担は大きいですが、なにとぞよろしくお願いします。今回は貴女にコーナーの浮沈が掛かっているんですから。
発汗スーツの胸の布が余り気味なのも見なかったことにしますから。