「こんうさ」か「うさぴー」かな?

さて、先日のメレンゲです。
以前からちらちら漏れ聞こえてきた藤本さんの酒癖がかなり白日の下にさらされたわけです。
なにを見ても楽しい。梅干を壁に投げつけるなんてなかなかイイ感じの酔いっぷりじゃないですか。投げつけるときのセリフは「小春!死ね!」だとは思いますが、ま、その場に梅干があるってことは、最低でも梅酒、上手くすれば焼酎のお湯割りに梅を潰して入れるというぼくらドカチンのデファクトスタンダートをミキティも飲んでいるってわけですよ。
そんな楽しそうな姿を聞かされると藤本さんと一緒にお酒を飲みたい欲求も高まる一方なんですが、逆に心配な面もあるわけです。どうも彼女の飲酒ベクトルは「楽しい!→こんなことやってみよう→あはははは→これならどうだ→げらげらげら→こうか?こうなのか?→うひゃひゃひゃひゃ」とエスカレートしていく方向に向いているように思うんですよ。
特に、大抵は酒席に一緒にいるであろう松浦さんに迷惑を掛けないように、わたしの経験から気をつけるべきポイントを探ってみようと思います。


エピソード1
わたしは高校生の頃、吹奏楽部でした。演奏会の後は当然打ち上げ。しかし、こちらはしがない高校生、村さ来なんかを利用した日には全員がお縄頂戴お家取潰の憂目を見てしまいます。そこで、安全な会場が必要になるんですがその役目を買って出てくれたのが、トロンボーンの一個上の先輩、野沢さん。苦境に陥る我々に「いいよ。ウチでやれば」とのなんとも寛大なお言葉をくださいました。わたしが一年、二年のとき野沢さんが卒業するまで打ち上げの会場は全て彼のご自宅でした。普通のおうちなのに、演奏会のたびに三十人近いテンションの上がりきった若人の宴会場に。文化祭の時期など、われわれの宴会の前日に野沢さんの弟さんのサッカー部の宴会の予約が入り、二日連続で自宅が飲み屋と化したこともあったとか。その時はさすがにお母様が「うちは養老の瀧じゃない」と泣いたとか。
教訓。松浦さんの家は一般人やマスコミなんかの目が届かず居心地がいいかもしれませんが、養老の瀧ではありません。気をつけましょう。


エピソード2
さて、高校卒業したわたしは遠く離れた仙台の大学に行くことになりますが、なんと野沢さんも一浪を経て同じ大学に入学。奇跡の再会を果たしたわけです。やっぱり吹奏楽サークルでした。そこでも練習飲酒練習飲酒の毎日。毎週金曜日は大学の練習場から歩いて五分のところにある石井君(ご結婚おめでとう!)のアパートに転がり込む日々。新入生歓迎会へ向けての合宿では、野沢さんが「よし。誰がこの中で一番酒が強いのかはっきりさせようじゃないか。天下一を決めるんだ。天下一武闘会だ」と言い出して、宿泊所の各部屋に「天下一武闘会は〜じまるよ〜!」というテンションで攻め込んだわけです。年頃の男女が同じ屋根の下泊まる環境、中にはいい感じになってるカップルの部屋とかあったんですがそこにも歌ドキュ!で保田さんが歌ったことでおなじみ「てんとう虫のサンバ」状態で突入。てんとう虫がしゃしゃりでて、くちづけせよとはやしたてですよ。武闘会はつぶれたヤツから脱落、度数の低いものからどんどん空けていくという地獄のようなルールでした。最終的には、わたしや野沢さんを含めた四人が最後のウォッカをストレートで全部空けたところで終了。翌日の練習は最悪でした。
教訓。酒飲みは往々にして酒に強いことが正義という誤った価値観に捕らわれがちですが、それを他人、特に松浦さんに強要するのはよくありません。気をつけましょう。


エピソード3
そんな人望厚い野沢さんですから、当然のように当時お住まいのアパートもつぼ八状態。あれは確か大学祭の時期、家庭訪問と称して当時よく集っていた仲間十人くらい(含藤原さん)のそれぞれの住まいで十日連続で飲み明かすという企画の最中でしたか。野沢さんのお部屋のお隣さんが彼のバイト先の先輩でして、そこでわれわれのおもしろ魂に火が付き、先輩の部屋側の壁をどかどか叩いては「うるせーぞ!って野沢さんがいってますよ」とか「セックスはよそでやれ!って野沢さんが言ってますよ」とか言って遊んでたんですけど、段々壁を正拳突きすること自体が楽しくなってきて、部屋中ところかまわずどかどかやってたんですよ。そしたら、トイレの壁をたたくといい感じに室内に響くことを発見しまして、入れ替わり立ち代りトイレの壁面をどかどか。そんなうちに、後輩の杉本君(現在一児のパパ。今度子供見に行くよ)が壁を見事にぶち抜きまして。いやもうマトリックスエージェント・スミスばりの見事なパンチ力。全員で爆笑。被害者であるはずの野沢さんも爆笑ですよ。
教訓。適度なお酒は緊張をほぐしストレスを発散させるといいますが、過度のお酒は確実に人間をバカにします。すでにバカティなどと陰口を叩かれている(叩いているのはわたしだけ?)藤本さんは特に気をつけましょう。


まあ、ヒドいね。バイト先の先輩は突然わけのわからない連中に絡まれてかわいそうみたいなご意見があるかもしれませんが、その先輩はやはり野沢さんの部屋で散々飲んだ挙句、冷蔵庫をトイレと間違えて小用を足すという狼藉を働いているので、まあ、とんとんです。
そうだ、一応教訓。松浦さんのうちの冷蔵庫はトイレではありません。気をつけましょう。
それにしても、この暴れっぷりはなんでしょね? 今から思えば、好きだった娘がつれなくて、何とか目に留まろうとして必死にあがいていた結果だったようにも思います。アホみたいに不器用ですが、そんな年頃なんてそんなもんです、きっと。*1
松浦さんも藤本さんに優しくしてあげるのが、悪い酒癖を封印する最善策では?


ワンダフルハーツランドのDVDを見て気づいたこと。
なんといっても、最大の感動ポイントは卒業していく二人に送る言葉での高橋さんから新垣さんへの一連の流れだと思いました。ここを見てて思ったこと。
同期の年長者は大抵「私が引っ張らないと」と気合を入れるんだけど、カラ回って年下がしっかりするという法則。
典型的なのが、四期石川さん。まあ、まだオーディション受けてる最中から(自分が受かるかどうかもわかんないのに)小さい子の面倒を見なきゃダメよ、なんてプレッシャーを掛けられていたからってのもあったんでしょうが、当時の(今も?)問題児辻加護に対する小姑並みの口うるささは相当だったみたいです。ラジオで辻さんに「説教はやめてください」といわれてしまったなんて話もありましたよね。
似たようなことは、高橋さんにも亀井さんにも言えることで(ミキティはちょっと例外扱いでお願いします)、同期のメンバーから或いは本人の口から「年上なのでまとめようと頑張ってる」という主旨の発言が聞けます。
そして、決まって「けど、一番コドモっぽいのも梨華ちゃん(or愛ちゃんor絵里)なんだよね」と落とされるのが常だったりするんですよね。
まあ、それも無理からぬ話で、新メンバーなんてただでさえいっぱいいっぱいの状態。その上に「同期メンバーのまとめ役」なんて余計な役割を自分に課してしまえば、限界を超えちゃってキレちゃったり、落ち込んだりするのが関の山って気もします。
そのせいか、仲のいい年下メンバーがむしろ落ち着いてしっかりするというパターンに結果としてなったりするんですよね。モーニング娘。のリーダーとして磐石の安定感を見せる吉澤さんや、次代のリーダーの風格を早くも漂わせる新垣さん、あねご肌と評され教育係も務めた道重さんなんか。
来るべき八期メンバーはおそらく複数人でしょう(小春ちゃんの直後でまた一人合格は考えにくい)。同期最年長の方には、肩の力を抜いてのびのびやってほしいなあと思います。
ま、石川さんなんかは加入当時から今に至るまで、肩の力を抜けと言われ続けているらしいので、気をつければどうにかなるってもんでもないのかもしれませんが。


そのほかの雑感。
初ハピの二人はもう発汗1号2号にしか見えない(笑)舞台縁周を全力疾走なのでかなりの発汗度だと思います。ステージど真ん中にスーさんよろしくきらりちゃんが登場して、きら☆レボのCMをして帰っていった感じ。
ちょいちょい映る余裕ゼロ状態の有原さん。雑草魂のともいき・気を植えたいからメジャーのお花畑へ移籍できたと思ったら、行った先は一切手を抜くことが許されない雑草畑℃-uteだった。それにしても「即 抱きしめて」の上体そらしは圧巻。DVDだと村上さんしか抜いてないので、是非写真集レビューなんかで補完していただきたいんですが、ホントに誰一人手を抜いてないのよ。
「好きすぎて バカみたい」は本家石川さんの歌声のピリッと違和感をかもし出す「香辛料」的役割をきっちり果たしていた嗣永さんがGJ。
「おおきに。道端から…」あたりの衣装。諸肌脱ぎのミキティが壺振りお美貴に見える。岡田さんは完全にだんじりで浮かれるお祭りおねえちゃんにしか見えない。
美勇伝は異分子力全開。そこだけ異空間のよう。ああ、もう、そんな歌を持ってこないで。そこはファミリー席のまん前ですよ。子供がみてるから。あーあーあー。岡田さんは完全にお触り禁止の踊り子さんにしか見えない。
スッペジェネ。吉澤さんと石川さんが交代でボーカル。少々苦しげなのは、本当は辻ちゃんが入ってるはずだったから。世が世なら加護ちゃんも。これぞモーニング娘。の「スッペシャルジェネレ〜ション」である四期。バックダンサーのモーニングと美勇伝ともども、キッズとは一味ダンスのキレが違います。
そう、おとなの皆さんはやっぱりダンスの止めキレがさすがなんだよねえ。キッズでも清水キャップや身体能力バツグンの矢島さんとか例外的存在はいるんだけど、彼女らが「例外」なのが印象の違いに繋がっちゃうよなあ。
「好きな先輩」はアウトロのダンス。そのステップの幅や振り上げる腕を最初の頃と比べてみてください。これが五期が積み重ねてきたものなんです。
藤本さんの卒業生へのコメントは、内容口調ともに先生の訓示。


まあ、しかしこれを見ていると時の流れは速く、思いもしないところへ流れていくなあと感じます。
22日の辻ちゃんのセクシーガイではこの一時間後に舞台から転落するなんて思ってもいなっただろうし、初ハピを歌っている二人が珍奇な格好をしてオモシロ告知コーナーを一般の方の奇異な視線を受けながら収録するとは*2想像もしなかったし、端々に出てくる麻琴とはまだミュージカルがあるからという言葉の「ミュージカル」がこれほどぼくらの心を打つものになるとは正直期待していなかった。
そして何より、決して見せ場が多くない中でそれでもフリを大きく一生懸命踊っている道重さんが、石川さんの托鉢を継ぐかたちでラジオ番組を持つなんて、思ってもみなかった。
今日は記念すべき第一回目の放送。おめでとうございます。
初回放送は、やっぱりちょっと緊張気味でしたがこれがどうなっていくか、未来は誰にも予測できないもの。確実なのは「うさちゃんピースを世界へ…」の目標へ向けての小さいけれど確かな一歩が印されたこと、そして、また一つ楽しみなハロプロコンテンツが増えたこと。

*1:この流れだとわたしの想い人は野沢さんだと受け取られかねないですが、わたしはいわゆるノンケなので野沢さん(♂)が恋愛対象になることはなかったですし、今もないですし、これからもないでしょう。

*2:庚申坂の回はちらちら映る一般の方々のなにごとかという視線がサイコウ