客席に女性が多いってのは大事なことです。

さて、今日は名古屋で松浦さんの「進化ノ季節」を見てきました。昼夜でセットリストが変わってるらしいので、どっちも見てきましたよ。
ネタバレ回避的なことを二、三行書くので見たくない方はこの辺で引き返しましょう。
開演をぼんやり待っているときにいつもすることといえば、前列でパンフレットを広げている人のを覗き込んで中身を確認する→欲しければ買う、ですが、今回のまっつーパンフはかわいい写真が目白押しな感じでした。なんか、まっつーじゃないみたい(笑)
会場の開演待ちBGMがショパン! ひたすらピアノ独奏が流れてました。進化?かなぁ?
開演前のお客さんはそんなBGM効果もあってか、すんごくまったり。中に入っても、特に昼公演は結構ぎりぎりまで客席が空き空きでちょっと心配になりました。みんなゆったりしてる。まあ、開演前に必死に「えり〜!!」とか叫ばれてる某グループの方が異常なんですけどね。
正直、昼公演ではバックバンドの方々がおもしろくてまっつーは四割くらいしか見てません。特にトランペットの方は、いついかなるときでも何かしらやってるので、ちらっとでもいいから見てあげてください。
そのバンド連中は絶対に音あわせよりも「グッバイ夏男」とか「美学」とかのフリあわせのほうに時間を割いてるに違いない。なんかすごかったっすよ、この二曲。
GAMの曲では、会場にいないはずの藤本さんの声が聞こえて、しかもそれが妙に存在を主張してる。その流れでスケバン刑事の予告編が流れるんですが、爆死大谷が心を揺さぶります。見たいなあ、最初のあのシーンまでだけでも。
中盤のブラス隊のシングシングシングからルパン三世へのところは、いったい何のコンサートに来たのかわからなくなります(笑)
さ、余談はこのくらいにしてまっつーのことについてもね。
うたについて。
今回の歌い上げ圧巻ポイントはアンコール1曲目「夢」かな。かねてからのわたしの希望、「まっつーはブルージーなアレンジで英語圏のべたな曲(イマジンとかウォー・イズ・オーバーとか)を歌って欲しい」にかなり迫った形でした。夜公演ではおなじみの歌詞間違いがあったんだけど、強引に歌い上げてねじ伏せた。ハロプロ広しと言えどこんなことできるのはまっつーくらいかも。
アコースティックコーナー「可能性の道」はほぼ原曲のメロディラインで歌ってるフレーズがないくらいに崩してる。
「めちゃホリ」を客に歌わせるのは、もう飽きたから(笑)
夜公演「可能性の道」から「ハピネス」の流れがよかった。今日のハイライトかな。
渡良瀬橋」はブリッジになったとたんここぞとばかりに歌い上げるなあ。鍵盤ハーモニカでまでヴィブラートかけるのは想像してたけど、やっぱりな感じ。
ただ、全体的にはあの強引に歌い上げるようなまっつー節は少ないように感じた。セットリストやアレンジがそうゆう方向性だったこともあるかもしれないけど、もっとシンプルにストレートにというまっつーの狙いもあるのかもしれない。CD音源での「ハピネス」にもそんな意図を感じます。
おめしものについて。
序盤で(どの曲か失念)舞台上での早脱ぎ。脱ぎ終わった衣装を、バックバンドのトロンボーンの方が持ってはけていきました。それは黒子スタッフのしごとじゃないのか(笑)トロンボーンの方にはその分のギャラは別途支給してあげてください。
ラストの曲(昼、絶対解ける問題。夜、I know)で金色のセパレートの衣装(形は美勇伝が着てたゼブラ柄のやつみたいな感じ)でご登場。なんかひさびさにそんな感じのまっつーを見たなあと思うのと同時に、自分の中でまっつーのお腹だしはいろいろな意味で封印されてしまったと考えてたことに気がつく。そこはかとなく失礼ですね、わたし。
今回のセットリストなら圧倒的に夜公演が好きだなあ。よかった、名古屋泊まり覚悟で昼夜チケット取っておいて。
そして、今回の構成だと半分くらいはブラス隊に気をとられて肝心のまっつーをほとんど顧みてないなあ。よかった、群馬公演のチケット取っておいて。