平均年齢は高そうだ……

はい。今日はれいなちゃんのお誕生日ということで東京オペラシティNYP公演に行ってきました。
いやあ、いつもNYPを聞くと思うんだけど、あの金管セクションの連中は全員バケモンだとおもいます。
わたし自身トロンボーンを吹く人間なので、どうしても金管に耳が行ってしまうし、バリバリ鳴ってるほうがいいって思うタイプなんですよ。
そんなわたしでも、今日のバランスがいいか悪いかと聞かれたら、やりすぎと答えたくなるくらいでした。特にマイヤーズ(ホルン主席)。オケ全体を後列が支配しちゃってるんだもんなあ。あきれる。ただ、あきれるほど音がでかいけど、あきれるほど巧いし、あきれるほどいい音なんだよなあ。とてもじゃないけど文句はつけられない。あと、マネもできない。何をどうしたらあんな音出せるのか?


さて、そんなコンサートゴアーみたいな調子で書いているわたしですが、正直クラシック系のあの客層の雰囲気は苦手です。
今回のオペラシティは初めての会場だったけど、サントリーホールと同じような居心地の悪さでした。ヘケートになりかけの藤本さんみたいな格好のお姉ちゃんとかいるんですもの、手に負えない感じ。ミューザ川崎とかなら結構居やすいんだけどなあ。
そしてきっと今日ならグランキューブ大阪のほうがいやすい雰囲気だったことでしょう。


先日のまっつーの群馬公演のときもチラッと書いたけど、コンサートの感動を伝えるのは難しい。究極的には「来てくれ、じゃないとわからない」と言ってしまいたくなるんですよね。
まあ今日みたいにチケットが二万五千円もするコンサートにおいそれと来てくれとはいえないし、そもそも伝わらないのは自分の文章力のなさが主因なのでしょうがないとして、何か表現のツールとしてしっくりくるものはないかと藤原さんと雑談した結果、ちょっといいものに気がつきました。
春ちゃんが主演していることでおなじみ、きらりんレボリューションの人生ゲーム内で使われている単位「きらりん」でコンサートの評価をしてみてはどうか、ということです。
ゲーム内ではファンのみんなに幸せを与える力として「きらりん」が使われています。ならば、こちらで受け取る側もその単位をそのまま利用しちゃえばいいんじゃね?という安直な考え方なんですけどね。
ハロプロだろうが、NYPだろうがコンサートに行くからにはハッピーな気分になって帰りたいわけじゃないっすか、逆に言えばいかにハッピーになれるかがコンサートの価値を決定するんじゃないかと思うわけですよ。
「こないだの松浦群馬コンは五万きらりんはいったけど、今日のNYPは二万二千きらりんくらいかなあ」おお、すごい! 時空とジャンルを超えて二つのコンサートの比較ができます(笑)


あと、この「きらりん」を使うと便利な場面として今年もやるらしい楽曲大賞の選考が挙げられる思うんですよね。
毎年、議論になる定番の議題として楽曲大賞はいったい何を評価軸にして選考すればよいのかというのがあるわけです。
ノミネートは音源として手に入るものをベースに選ばれているんだから、その音源に準拠すべきじゃないか。え、それじゃ群馬でハピネスがすごくよかったってのは反映できないの。青空とかミステリーオブライフとかその曲そのものだけじゃない思い入れも反映させたい場合はどうしたら。今年のカントリーはすごかった、レギュラーラジオはつかむし単独コンも成し遂げた、里田のアネキはバカキャラとしてブラウン管に満開じゃないか、この成果を革命チックKISSに詰め込んで贈ってあげたい。こはりゅうう、こはりゅうう、バラライカっ! などなど色々な考え方と評価軸があるわけです。
もとより、こんなのはお遊びなのでどうでもいいちゃあどうでもいいことなんですが、お遊びだからこそ少なくとも自分自身の中では納得したカタチで投票したいというものも人情だと思うんですよね。


ちなみにわたしの場合、とりあえず持っている音源でノミネート対象のものについては全部聞きなおします(この時点で持っていないということ=何らかの対価を払うという判断に至らなかった、ということでまず実質的な準備審査をしているということにします)。ただ去年の場合、この時点でも百曲以上あったので負担は大きいんですが、というか買いすぎですが。ここで手持ちの曲を聞きながら◎○△をつけていきます。基本的に◎はこの段階の選考は文句なしに通過と思った曲、○は残し、△は惜しいとこだけど落選というおおまかなラインで考えます(このときに、あの公演の何々はよかったなあということがあれば△→○となる場合もあり)。で、残った曲をまた全部聞いておんなじ様に◎○△をつけていくわけです。曲をその都度聞きなおして考えることで、選考の基本線は音源として手に入るそれを対象にする。実演なんかでのパフォーマンスは先述したとおり△→○で反映。何度も聞くことで、一発勝負的なインパクトの強いもの、単純に記憶に残りやすいものだけじゃなく、じわじわ後からくるタイプの曲もできるだけ評価に差がないようにする。で、これが十数曲くらいまで絞れたら、あとは一曲づつ下から順位をつけていく勝ち残り方式で決めていくわけです。今年の活躍や思い入れなんかは基本的には反映させない、そうゆう今年の振り返り的なものはやるとすればMVPのほうだとおもっているから。
とまあ、われながらめんどくさいことこの上ない作業を延々やっているわけです。
去年は決めるのに延べ三日もかかったらしい(笑) その選考の過程を多少とも楽にするために、「きらりん」値をつけていって高きらりんのものから順位付けをしていけばいんでしょうけどね。ただ、そうした場合、
1.バラライカ
2.恋☆カナ
3.水色メロディ
4.Loveだよ☆ダーリン
5.恋花火
こんな風になる危険もありますが……