圭ちゃんがいたんだぜ、圭ちゃん。

PS3のなにがすごいって、あれ製造原価が十万円位するらしいってこと。
それを安いものだと五万円とかで売ってるんだから、そりゃこれがコケたらソニーもやばいって話も納得ではあります。
個人的にはソニーといえばポータブルオーディオの圧倒的スタンダードのイメージが強い。買う買わないは別にしてソニーがなにを出しているかは常にチェックだったなあ。
そう、「だった」んですよね。製品の耐久性に疑問符がつくのは昔からおなじみのことなので、いまさら電池が燃えたくらいのことじゃあどうこうないんですけど、かつてはそれを補って余りあった性能の圧倒ぶりがHDDプレーヤーとかだと感じられないんですよね。
PS3も最大60GBってそりゃiPodやギガビートとおんなじじゃん、って思っちゃうもんなあ。ハードディスク苦手なのか?
まあ、VAIO使ってSW100Sでラジオを聞いているわたしとしてはソニーに頑張ってほしい思いがあるのも確か。


ところで、原価の半分でハードを売ってどう利益を確保するのかといえば、まあ、ソフトに依存することになるわけですよね。
この回収の仕方がアレでして、例えばレースゲームの場合デフォルトで入っているのは車種十種類くらいでコース数種類。んで、もっと車がほしい、いろんなコースを走りたいって人はネット経由で車なりコースなりのデータを一件いくらの課金システムでダウンロードしていくという由。
おいおい、ブルーレイディスクってDVDの5倍のデータ容量じゃなかったのかよ、とか、ハイビジョン並みの画質に容量を使ってるってそりゃモニタをBRAVIAにしろってことですか、とかやいのやいの言いたくなっちゃう気もしますが、これはこれでほしい人がそれなりの対価を払ってより楽しむという理に適ったシステムともいえます。


じゃあ、われらがモーヲタソニーを救出するための課金システムを考えてみましょうか。
とりあえずリボンの騎士DVDをブルーレイ仕様にしちゃいましょう。
んでデフォルトで入っているのは小春ちゃんのデータだけ。この時点では「か、れ、え、千円」しか見れません。
あまりにわびしいのでメンバーのデータを続々落としていくわけですが、高橋、藤本の主役クラスはなぜかほかの五倍の料金。
道重さんには充電済みバージョンと電池切れバージョンの2パターンあり。当然充電済みのほうが高い。電池切れバージョンはスカウトの身体の傾けが二十度くらい、お顔がうつろで焦点が定まらない目をしています。
当然フランツも選択可能。多少割高ですが幻のマキンツ(後藤ver.)もあります。
もちろんメンバーだけでは舞台はできません。バンドメンバーや舞台装置なんかも購入が必要です。特に舞台セットはケチるとパイプいすしか用意できずに小劇団の前衛演劇みたいな感じになるので要注意。そのかわりお金に糸目を付けなければどこまでも豪華にすることも可能。フルオーケストラをピットにぎゅう詰めにすることもできます。
アレンジャーも勿論選択可能。安くて早い(!)Daichi先生から赤字覚悟でジョン・ウィリアムズに委嘱も可能です。
ま、あまり変なことをやらずに公演どおりに再現するなら諸々で八千円くらい。これならまあまあじゃないっすか。
あ、購入したデータにはそれぞれに生写真がついて、郵送で送られてきます(笑)


で、やっぱりゲーム機なんだからゲームもやりたい、ということで「あなたのお好みのキャストで舞台を作る育成ゲーム」機能を搭載。
「歌」「ダンス」「ルックス」「トーク」の各パラメータをさまざまなイベントによって上げていくのだ。歌はボイトレ、ダンスはレッスン、ルックスはエクササイズやメーキャップで上げていくんだ! ルックスのイベント時に画面端にちらちら見えるメスの形のアイコンはクリックしないほうが無難だぞ!
トークの能力はぶっちゃけミュージカル自体にはあまり関係ないけれど、この能力を上げるとCBCでレギュラーラジオが持てたり、オールナイトのパーソナリティになったりできる別のゲームで役に立ちます。
全パラメータの初期値が相当低い小春ちゃんサファイアに配役するのは上級者にオススメの難関コース。
よーし、これで観客動員をガンガン増やしていって、最終的には東京ドームを満杯に!ってそれじゃ、わたしが昔やったメロン記念日育成ネットゲームじゃないか。*1


そのネットゲームをわたしがやっていたのがシャボン玉発売前後。その前「AS FOR ONE DAY」以来の記録なんだから、お互いによく頑張ったって感じです。
普段その手の順位を気にしないのに結果がよかったときだけ取り上げるのもいかがかと思ったんですが、少々見逃せない関連記事があったのでふれざるを得ません。
まずはこちら
いやあ、全国のいじめに悩む少年少女は文部科学省に手紙を送る前にアップフロントにFC申し込みを送ったほうがいいね、ってなんだろうこの話のスケールのでかくなりかた(笑) 本当に現役中高生はそんなメッセージを受け取っているのか?! でもまあ、おっしゃっていることはある意味正しいんですよ。いったんドップリ肩までハロプロに浸かったらぐじぐじ悩んでなんかいられない。ハロヲタなんて「悩む前に買え!」が合言葉ですから。
それに、いじめがひどいって言ったって加入当初のガキさんバッシングに比べればなんでもないじゃないか。
そう、生きてりゃかならずいいことあるさ。こんな風に。
ガキさんのコメントは涙なしには見られません。亀井さんはアタマがおめでたくなっちゃってる感あり。最後にウマいこと言ってやった感じがなんとも(笑)

*1:このゲームのおかげで、当時全くなじみのなかったメロンのメンバーの大まかなキャラが理解できました。へー、村田さんってトーク上手いんだあ、とか。いまさらながら作者の人に感謝。